システムまるごとコピーしてみました
久々の更新です。
件の内容をやってみたので忘備録。
<目的>
稼働中のサーバ(ノート)の HDD を別 PC (デスクトップ)にシステムそのままで移動し、
ノートの方も今まで通り稼働できるようシステムを丸ごとコピーする。
※この方法は、両方の PC がネットワークに接続でき、互いに SSH で接続できないと
使えません。
▼まずは
早速HDDを移動します。
そして、新しいHDD をノートへ接続し、適当なシステムをインストール。
パーティーションはインストールしたシステムとは別に
元のシステムが入るよう切っておく。
デスクトップの方を起動し、以下のコマンドで/ディレクトリ以下をバックアップ。
user@desktop:~# mount -o bind / mnt/
user@desktop:~# mkdir root-backup
user@desktop:~# rsync -a --delete --link-dest=root-backup mnt/ root-backup/
user@desktop:~# tar zcvf root-backup.tar.gz root-backup
できた tar ファイルを scp でノートへ送る。
user@desktop:~# scp root-backup.tar.gz note:home-dir
あとはノートの方の端末を開き、バックアップの tar を
もう一つのパーティーションに展開、そこから起動するよう
grubなどを弄ればOK!
※注意点
他の HDD で稼働していたシステムを別の HDD で動かそうとすると
UUID なるものが違うため起動時にマウントできない。
その場合は /etc/fstab を編集。
blkid コマンドで現在のパーティーションの UUID を確認して
希望のパーティーションを fstab へ書き込む。
▼普通に
HDD を移動する前に partimage なりを利用して
バックアップしておいた方が楽だったな。
iwconfig wlan0 無線接続改善
2012-05-15 - 日曜SE (備忘録)でルータを再起動することで無線LANによる接続が
改善されたと書いたが、またまた ping の通りが悪くなったためググって見たところ
チャネルを変更すると良いという情報を得た。
iwconfig というコマンドで wlan 設定を確認できる。
現状 (ESSIDはダミー)
user@debian:~$ sudo iwconfig wlan0
wlan0 IEEE 802.11bgn ESSID:"0011AA330011"
Mode:Managed Frequency:2.472 GHz Access Point: 00:11:AA:33:00:11
Bit Rate=1 Mb/s Tx-Power=14 dBm
Retry long limit:7 RTS thr:off Fragment thr:off
Encryption key:off
Power Management:off
Link Quality=54/70 Signal level=-56 dBm
Rx invalid nwid:0 Rx invalid crypt:0 Rx invalid frag:0
Tx excessive retries:0 Invalid misc:0 Missed beacon:0
AP と同じ channel 13 に変更してみるが、依然として ping Request timed out. が発生する。
試しに、以下のように channel auto としてみたところ、Request timed out が発生しなくなった。
user@debian:~$ sudo iwconfig wlan0 channel auto
wlan0 IEEE 802.11bgn ESSID:"0011AA330011"
Mode:Managed Frequency:2.472 GHz Access Point: 00:11:AA:33:00:11
Bit Rate=1 Mb/s Tx-Power=14 dBm
Retry long limit:7 RTS thr:off Fragment thr:off
Encryption key:off
Power Management:off
Link Quality=51/70 Signal level=-59 dBm
Rx invalid nwid:0 Rx invalid crypt:0 Rx invalid frag:0
Tx excessive retries:0 Invalid misc:0 Missed beacon:0
ping 結果
Ping statistics for debian:
Packets: Sent = 300, Received = 300, Lost = 0 (0% loss),
Approximate round trip times in milli-seconds:
Minimum = 0ms, Maximum = 13ms, Average = 0ms
Link Quality の数値が下がったりしていて良くわからないが
安定したので良しとした。
各種数値の意味が分からないので、勉強が必要だな。
無線LANは奥が深そうだ。
munin-node-win32 で speedfan の値をグラフ化
munin-node-win32 の speedfan プラグインがエラーを吐いて
サーバ側で値を取得出来ずに居たが、解決したのでここに記す。
OS:Windows XP
node 使用バージョン:1.6.1.0 (munin-node-win32-1.6.1.0-installer.exe)
speedfan 使用バージョン:4.45
・インストール・設定
まずは一通り以下のように設定を進めた。
munin-node-win32 のインストーラを実行し、インストール。
speedfan の設定
- [設定]→[xAP]タブ
- UID "FF671100"
- Hostname "client" ... コンピュータ名と一致する必要がある(?)
- Host IP "192.168.0.2"
- Broadcast IP "192.168.0.255"
munin-node の設定
Program Files\Munin Node for Windows\munin-node.ini を編集
使用したいプラグインを適宜オンにする。
[Plugins]
; Plugin Section, 1 enables plugin, 0 disables
SpeedFan=1[SpeedFanPlugin]
BroadcastIP=192.168.0.255
UID=FF671100
てっきり BroadcastIP は speedfan の物とあわせるものと思っていたが・・・
・問題発生・解決編
cmd を起動し実行してみると、
BroadcastIP=192.168.0.255
C:\Program Files\Munin Node for Windows>munin-node.exe -run
Error in SpeedFanNodePlugin at JCSocket::Bind(): 10049
となり、値は取得できなかった。
ソースを見てみると、"10049"というエラーコードらしきものは
WSAGetLastError 関数によって返されるエラーコードで、
によると
"要求されたアドレスを割り当てられません。"とのこと。
いろいろとググって見ると、”BroadcastIP=0.0.0.0 に設定し、ポートを開けると吉"
とあったので、まずは BroadcastIP を変更。
・最終的な munin-node.ini
[SpeedFanPlugin]
BroadcastIP=0.0.0.0
UID=FF671100
すると・・・
C:\Program Files\Munin Node for Windows>munin-node.exe -run
エラーが出なくなったが、値は取得できなかったのでポートを開ける。
xAP プロトコルは UDP 3639 ポートを使用するのでこれを設定すると・・・
無事に取得できました。
ping をしないと応答しない (2)
2012-05-14 - 日曜SE (備忘録)で
ping を送出しないと応答しなくなるという問題、どうやら解決(?)。
無線が捨てきれず結局、ルータを再起動したところ嘘のように繋がる様になった。
本当にルータが悪いのか、定かではないがたまには再起動してあげるって言うことで。
まったく中身がないな。